今月の詩
自動販売機に自動改札機。陳列棚から品物を見繕ってカウンターで支払い。全てがセルフサービスの食堂。そして、今では、画面に向かって買い物し、画面に向かっての墓参り。なにしろ、自動車の運転ですら自動になる時代です。
「極めて便利」といえば、便利な世の中です。スイッチ一つで、ボタン一つで、心の思いが実現してしまいます。そのうち、人の心までもが、ボタン一つでコントロールされてしまうかも知れません。
「便利」ということは、「何かが省かれている」ということ。「省略が多い」ということは、「微妙な味付けがなくなる」ということ。「味付けのない人生」なんて、「面白味がない」と思いますが。。。
信仰八箇条
西山浄土宗総本山光明寺第六十九世御法主の「真空諦承上人」の言葉です。
如来は生命(いのち)の親なり 我等を慈悲の懐に入れ給う
如来は慈悲(じひ)の主なり 来たりて我等の胸に入り給う
如来は清き宝珠(たま)なり 煩悩の濁れる水を澄まし給う
如来は歓喜(よろこび)の友なり 瞋(いか)れる我等を慰め給う
如来は智慧(ちえ)の光なり 愚痴の我等に智慧を授け給う
如来は功徳(くどく)の主なり 貧窮の我等に宝を施し給う
如来は荒野(こうや)の守りなり 邪魔を防ぎて我等を護り給う
如来は苦海(くかい)の船なり 我等を浄土の彼岸に渡し給う
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